センター試験の点数(成績通知)はいつ届く?

「センター試験の成績」は、受験校の合否を左右します。

これによって受けるべき大学のレベルも変わってくるのですから、受験生にとっては、センター試験で自分が実際に何点取ったかを知ることは重要ですよね!

私が、予備校勤務していたとき、受験校をなかなか決められない生徒が、「センターの結果みてから決める」というのをよく耳にしていました。

しかし、「センター試験の結果」には、意外な落とし穴があるのです。

そこで、今回は「センター試験の成績開示」についてお話します。

センター試験の成績は開示できる

センター試験では、自分がどの科目で何点取ったのか、成績を教えてくれる「成績通知(点数開示)」というものがあります。

これは申し込み時に「成績通知を希望する」とした希望者だけに、ハガキ形式で送付されるものです。

受験生は、通知が届いて初めて、自分の正しいセンター試験の得点結果を知ることができるのです。

じゃあ、この結果をみてから、受験校を決定したらいいんだ!と思っている人が多いのですが、それは間違いです。

得点結果の通知は出願前に届かない!?

受験生のなかには、「センター試験の結果をみてから受験校を決めたい」と言う生徒が毎年たくさんいるのですが、

実は、このセンター試験の成績通知というのは、4月中旬から順次発送されるんです。

4月といえば、入学式ですよね。

そう、みなさんが大学や専門学校へ入学した後なのです!

つまり、センター試験の成績通知は、受験校を決定するときの判断材料には使えません。

国公立大学の個別試験(2次試験)の願書申し込みは、センター試験が終わった1月下旬~2月上旬ごろです。

私立大学のセンター利用などは、早いところだとセンター試験の前に出願しなければいけません。

●どうやって受験校を選べばいいの?

どこの大学を受験するのかは、センター試験の成績通知が出ていない段階で決めなければなりません。

じゃあ、どうやって受験校を選べばいいのでしょうか。

判断の決め手となるのは、「自己採点」です。

センター試験の受験を考えている人ならば、模試などを受けた際、学校や予備校などで必ず「自己採点」を提出させられることがあるでしょう。

全国模試を受ける際、結果が届くのはだいたい1ヵ月後です。

ですので、模試も「受けたら終わり。結果が届くまで何もしない」のではなく、試験が終わったらすぐに自分で採点をし、できなかったところや2択で迷ったところなどは復習するよう指導を受けると思います。

本番のセンター試験でも、同じです。

高校生なら学校で、浪人生なら予備校で、センター試験2日目が終わった翌日の朝に「センターリサーチ」という自己採点調査を行います。

このセンターリサーチの集計を元に、全国平均を予想したり、〇〇大学の受験志望者が何名いて、何点とれば受かりそうかという予想の判定基準を打ち出すことができます。

この自己採点の結果によっては、滑り止めの大学を変えたり、志望する大学を変更する必要が出てきたりしますので、学校の先生や予備校の先生に提出する際は、正直に点数を申告しましょう。

センター試験の場合、独立行政法人大学入試センターのサイトに解答が公開されます。

新聞各社でも、翌日の朝刊に掲載されますよね。

予備校によっては、毎年、講師陣が自らセンター試験を受けて問題を入手し、早い段階で正答やレビューを出すところもあります。

早い人(国語、英語、社会のみの受験者)ならば1日目、遅い人でも2日目の試験が終わったら、正答が発表された時点で、できるだけ迅速に自己採点を行いましょう。 

センター試験2日目まで控えている人は、1日目の問題の答え合わせは2日目の全工程が終了してからにしましょう!
1日目の解答をみて、失敗した・・・と落ち込んだまま試験に挑んで、2日目もボロボロとならないように。

大手予備校のサイトでは、各科目の得点を入力するだけで志望校の合否判定を予想してくれるシステムもあります。大いに活用しましょう。

※ただし、各予備校によってボーダーラインとする基準得点や母体となるデータ数が違うため、異なる判定結果が出ることがありますので、参考程度にとどめておいてください。

合否判定システムでE判定が出たとしても、合格を決めてくる子は毎年必ずいます。

たとえ判定結果が良くなかったとしても、国公立大学では二次試験、私立大学では独自の一般入試が行われますので、そこが勝負となります。

判定結果に一喜一憂することなく、すぐに気持ちを切り替えて、二次試験対策や私大対策を徹底的に行いましょう。

結局、センター試験の成績開示は必要ない?

先ほども述べたとおり、センター試験の成績通知は、すべての大学受験が終わった後に届きます。

「じゃあ、成績通知の開示って、なんのためにするの?」と思う人もいるかもしれません。

しかし万が一、浪人が決まってしまった場合には、自分がセンター試験で何点取っていたのか、正確な成績を知ることは重要となってきます。

どの教科で何点が取ったのか、自己採点との誤差はなかったか、受験校の合格ラインからどのくらいの開きがあったのか、来年以降はどの科目に力を入れて勉強すべきか分析する必要があるからです。

あってはいけませんが、仮に受験校の入試に不正があった際は、自分の得点を裏付けるための証拠となります。

受験というのは何が起こるかわかりません。

万が一に備えて、成績通知の開示請求は希望したほうがよいでしょう。

成績通知を希望する場合は、センター試験の受験料に追加で800円必要となります。

受験科目が3教科以上は受験料18,000円に800円追加で、18,800円。

受験科目が2教科以下ならば、受験料12,000円に800円の追加で12,800円です。

「お金がかかるならいいや」とか「4月以降に届くなら必要ない」と思うのであれば、もちろん希望しないこともできます。

ただし、センター試験出願後に、「やっぱり希望したいな~」とか、逆に「やっぱり、いらないかも」と思っても変更ができません。

希望するか、しないかはセンター試験の出願受付時(10月上旬)に、しっかり決めておきましょう。

どちらにしようか迷った場合は、とりあえず「希望する」にすることをオススメします。

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