【実例】幼児期から育てたい!「考える力」の伸ばし方

「考える力」というと、論理的な思考力や理解力、

頭の中で整理したものを発表するには、

豊富な語彙力も必要となってくるでしょう。

そうなると、中学生、高校生くらいに

ならないと教えられないのでは?

と思っている方も多いようです。

子どもは考える天才

しかし、例え相手が幼児であっても、日ごろから

身近なニュースを話題にしたり、

絵本を読み終わったあとや、

運動会などのイベントが終わったあとに、

「どう思った?」、「どんな場面が良かった?」という

その声かけひとつだけで、

子どもたちの頭はフル回転!!

 

「考える力」は、むしろ、小さいうちから培ってこないと、

中高生になって急に身につくといったものではない、

と思ったほうがいいかもしれません。

◆「どう思った?」と感想を聞いてみる

絵本の読み聞かせのあとに、「どこがおもしろかった?」と聞いてみると、

子どもって、意外なところに目を向けてて面白いです。

独特の感性を持っている我が家の長男・兄らぼは…

チナラボ
昔話でいちばん好きなお話は、なに?
兄らぼ
ん~、『さるかに合戦』かな
チナラボ
へぇ~、どうして?
どこが面白いと思ったの?
兄らぼ
だってさ、「糞」を踏むところあるでしょ。
そこが、いちばん面白い!

いじわるなサルに、仕返しをするカニの仲間として登場する栗と臼と蜂と牛の糞。

その「牛の糞」を、サルが踏む、というシーンがいちばん好きらしいです。

小さいころから、早口言葉とかラップみたいな言葉遊びが好きだった彼。

「糞を踏む」って、リズムも韻を踏んでて好きなのかも(笑)

大人が「そんな場面あったっけ?」と思うような細かいシーンを覚えていたり、

子どもの発想は、いつもユニークです(笑)

思考が止まった子どもたち

大学受験では、学力テストだけでなく、

小論文やプレゼンテーションが課題となる場合があります。

小中高と、「作文」しか書いてこなかった子どもたちに、

いきなり「小論文」を書きなさいと課す大学入試もどうかと思うのですが、

案の定、ほとんどの生徒が書けません。

考えが浅かったり、表現力や語彙力が欠しかったり。

「小論文」では、このテーマのどこが問題なのか、

また、それに対して自分の意見はどう思うのか、

ということを論じなければならないのですが、

ボー――と生きてると、問題にも気づかず、

自分の意見も出ず・・・

結果、チコちゃんと先生に起こられます。

 

もし、お子さんが中学受験、高校受験、大学受験を

控えているのであれば、ぜひ家庭でも

「考える力」を意識して欲しいと思います。

新聞を活用して「考える力」を育もう!

「考える力」、「表現力」、「語彙力」を高めるために、

優れた教材となるのが、新聞です。

(ペーパーレス化が進んでますが、みなさんのご家庭では新聞、とっていますか~?)

 

私の家では、子どもそれぞれの関心事に合わせて新聞をスクラップしています。

長男・兄らぼ(7歳)の関心事が、「実験、科学、人体、機械、プログラミング」といった分野。

例えば、先日、「U22プログラミング・コンテスト」に沖縄県代表で出場した10歳の男の子が、

最高賞の経済産業大臣賞を受賞したというニュースがありました。

5歳からプログラミングを学んでいる長男・兄らぼにとっても、

ロールモデルとなりそうなので、さっそくスクラップ。

 

 

チナラボ

兄らぼも、がんばって続けたら5年後には、

このお兄ちゃんみたいにスゴイ賞が取れるかもよ~

なんていう声掛けをしながら、お互いに感想を述べたりしました。

また、子ども向け新聞の「科学のふしぎ」を取り扱っているコーナーを集めて、

実験や科学、人体に関する記事もスクラップしています。

次男・ちびらぼ(3歳)の好きなものは、「昆虫、恐竜、動物などの生きもの全般」です。

なので、「ウミガメの産卵」、「西表島にしか分布しない蝶が、沖縄本島でも確認された」という記事から

「害虫ガの幼虫がみつかった」というものまで(笑)

とにかく、写真入りで載っている生き物の記事は基本なんでも、スクラップ。

また、我が家で取っている新聞には、昆虫や植物の著書も多くもつ大学教授が、

イラスト入りで沖縄の生き物に関するコラムを書いているので、

毎週それを楽しみに切り取っています。

ちびらぼが見たことがある虫、捕まえたりしたことのある昆虫が載っているときは、大興奮!

ちびらぼ
あ、コレぼくも捕まえたことある!!

 

そんなときは、付箋紙に「〇〇公園で捕まえたね」と一言添え、実体験と結び付けて記憶させると、子どもの理解が深まります。

最終的に、このノートが彼らにとってオリジナルの『好きなもの図鑑』みたいになってくれればと思って続けています。

小学校の夏休みの自由研究にも利用することもできますよ!

身近なものから、考える力を育てよう

新聞では、政治、経済、国際、科学、スポーツ、地域の催事、社会情勢など、実にさまざまなジャンルを取り上げられています。

そのなかには、自分の子どもが興味・関心がありそうだな、と思う内容の記事が見つかります。

そうした記事を取り上げて、家庭でも意見を交わすことは、子どもの思考力や表現力を高めるのに効果的です。

字が読めない小さいお子さんでも、

親が読んで内容をわかりやすく説明してあげながら、

「おかあさんは、こう思うよ」「お父さんは、こう考えるよ」と

親の本音の意見をぶつけてあげることで、

子どもも「自分にも関係のあることなんだ」と社会を身近に感じることができ、

自分なりの考えを発展させることができます。

具体的な学習方法

大学入試では、学科に関係する話題に限らず、時事問題について、

小論文や面接で問われることも多いので、世の中のことを知って、

それをいかに自分の身近な問題として考えているかということが大事になってきます。

◆中高生は、新聞の「社説」を読む

「小論文」対策をする際、学校や塾では、

「普段から新聞の社説を読みなさい」とアドバイスします。

社説とは、その時々で話題になっている社会問題を取り上げ、新聞社の考えや意見が述べられている文章です。

小論文は、作文と違い自分の意見(賛成か反対か)をしっかり書く必要があります。

新聞社の考え、意見が述べられている社説は、文の構成など「小論文」を書く上でとても参考になります。

中高生のお子さんをお持ちの親御さんは、ぜひ家庭で「社説」を読んで

お子さんと議論し合う機会を作ってみてください。

◆幼児~小学校低学年なら「ひらめき体験」で育む

「社説」を読む習慣をつけさるのは、小学生にとってはその題材(テーマ)や内容が難しいことも。

小さいうちから「考える力」をつけたいという場合には、

「考えるって、楽しい!」「問題を解くのっておもしろい!」

という感覚を持たせることが一番です。

パズルやゲーム、クイズに取り組んで、

「あ、わかった!」とひらめいたときの快感や

自分の力で解いたという達成感を味わうことで、

思考力が必要な算数などの問題にぶつかったときでも

「解いてみせるぞ!」というやる気の土台にもなるのです。

まずは、小さなお子さんの「わかった!」

というひらめき体験を親御さんは、ぜひ大切にしてあげてください。

まとめ

家庭の習慣として、子どもへ「どう思った?」という問いかけを

心がけるだけでも「考える力」は、高めることができます。

「自分で考えて、判断する力」が養われることは、

子どもの自立にもつながります。

ぜひ、ご家庭で取り入れてみてください。

最新情報をチェックしよう!