ランドセル選びは、子どもが6年間使うものだから失敗したくないですよね。
近年、注目されている布製ランドセルはもうチェックしていますか?
今回は、鞄ブランドの吉田カバンから発売されているランドセルを紹介したいと思います。
おススメの布製ランドセル一覧はこちらの記事で紹介しています↓
みなさんは、「ランドセル症候群」という言葉を聞いたことはありますか? 「ランドセル症候群」とは、大きさのランドセルで重たい荷物を背負ったまま長時間通学することによって起こる子どもの心身の不調を表す言葉です。 小さな体で、時には3[…]
吉田カバンとは
吉田カバンは、1949年に創業された日本の鞄ブランドです。
ビジネスバッグやトートバッグなど機能性に優れた商品を数多く展開しており、その代表的な商品に「PORTER(ポーター)」があります。
その吉田カバンの「PORTER」から『PORTER SATCHEL BAG』という名前でランドセルが販売されているのです。
🎒革×布のハイブリット
『PORTER SATCHEL BAG』素材は、摩擦や強度に優れた”コーデュラ®ホロフィルエアーバリスティック™”というナイロン生地で軽量化を実現しました。
かぶせの部分は、防水性の高い牛革です。
かぶせ面以外はナイロン製とはいえ、吉田カバンの『PORTER SATCHEL BAG』は、しっかりとした型くずれしない作りになっています。
型崩れしない硬さや前ポケットの感じは、革製ランドセルに似ていますよね。
形のきれいさは、口枠部分にピアノ線を使用しているからだそうです。
布製ランドセルは、リュックの良さを生かしてペッタンコになるものも多くあります。
ウチの息子が購入したNuLANDは、折りたたまれて送られてきました。
NuLANDのレビュー記事はこちらからそうぞ↓
小学校入学準備として欠かせないランドセル選び(通称・ラン活)は、年々早まり、加熱しているといいます。 以前の私は「たかがランドセルで」と思っていました。 しかし、けっこうな値段のするランドセル。 親としては経済的にも負担が大き[…]
しかし、折りたためない『PORTER SATCHEL BAG』は、木箱に入って送られてきます。
この高級感、ものすっごいです。
🎒重さとサイズは?
『PORTER SATCHEL BAG』のサイズは、幅27cm、高さが36cm、奥行きは13cmで、A4フラットファイルにも対応しています。
重さは1400gです。
🎒背当ては?
背あてには、「通気性」「速乾性」「衝撃吸収性」に優れた「キュービックアイ®ピケライト」が採用されています。
表面の凹部分が体に触れないことで、通気性の良さだけでなく、荷物の重さによる疲れをやわらげる効果もあるそうです。
🎒マグネット式の留め具
かぶせ部分の開閉には、マグネット式の留め具が採用されています。
ドイツのFID LOCK®社製の留め具で、これはNuLANDのランドセルと同じものです。
ただ、NuLANDとちがうのは、配置です。
『PORTER SATCHEL BAG』は、両端に1つずつ付いていて、NuLANDは真ん中についています。
『PORTER SATCHEL BAG』のメリット
吉田カバン『PORTER SATCHEL BAG』のメリットだと感じた点を挙げていきます。
🎒おしゃれ
なんといってもオシャレ!
かぶせの右下には「PORTER」のブランドタグが配置されています。
ランドセルの内側全面にも「PORTER」の文字が施されていてカッコいいです。
🎒背負いやすい
『PORTER SATCHEL BAG』は、背面の素材も通気性の良いメッシュ素材で、クッション性も高くなっているため、夏の暑い日なども蒸れることなく快適に背負うことができます。
小2の息子に背負わせてみると、背中もぴったりフィットでした。
さらに、背負いやすくするためのチェストベルトもついていました。
チェストベルトの重要性は、「エルゴランセル」を試着時に知りました。
登山リュックの機能性を兼ね備えたエルゴランセルを試着したときの感想はこちらの記事に書いています↓
革製ランドセルがいまだ定番で「置き勉」も進まず、タブレットの持ち帰りなどでさらに荷物は重くなるばかり。 そんな中、最近は軽くて多機能な布製ランドセルが注目を集めています。 以前、‟次世代型ランドセル”「NuLAND(ニューランド[…]
🎒6年間の修理サポート付き
『PORTER SATCHEL BAG』は、当然6年間の使用に耐えられるように素材やパーツを厳選して、熟練の職人さんが縫製してくれています。
でも、やっぱり子どもは乱雑に扱ってしまうこともあるので、壊れた時の修理保証があるのは心強いですよね。
吉田カバンの『PORTER SATCHEL BAG』は、有償とはなりますが修理対応しています。
『PORTER SATCHEL BAG』のデメリット
他メーカーの布製ランドセルも試着したりしてみたなかで、『PORTER SATCHEL BAG』のデメリットと感じた点を正直に書いてみます。
🎒値段が高い
一般的な革製ランドセルは53,600円といわれています。
コードバンなどの本革だと8~9万ほどします。
そして『PORTER SATCHEL BAG 2024』は、な、な、なんと税込み¥110,000。
高価といわれる本革ランドセルのそのさらに上をいく高額さです。
2022年度のサッチェルバッグは9万ちょっとの値段でしたので、さらに値上げされてます。
レインカバーとのセットだと、¥114,950。
吉田カバンというブランドが好きな人は納得できる値段かもしれません。
ただ、どんなに高価なブランドランドセルでも、子どもは乱雑に扱うのでヒヤヒヤします。
子どもに扱い方をきちんと躾できるご家庭なら購入を検討してもいいと思います。
🎒重い
最近は「ランドセル症候群」という言葉もできるほど、ランドセルや荷物の重さが問題になっています。
1000g未満のもあるなかで、『PORTER SATCHEL BAG』の重さは1400g。
一般的な革製ランドセルの重さと変わりません。
この重さだと、わざわざ布製にするメリットはないのかなと思ってしまいました。
🎒カラーバリエーションがない
最近のランドセルは、カラーバリエーションが豊富です。
金ピカのランドセルの男の子もいれば、女の子の間ではパープルや水色も人気です。
でも、『PORTER SATCHEL BAG』は、黒一色で勝負しています。
色にこだわりがあるお子さんには向かないかもしれません。
三越伊勢丹とのコラボ【Re-Style Kids×PORTER】
吉田カバンのランドセルは、三越伊勢丹とのコラボレーションで作っている限定モデルもあります。
それが『Re-Style Kids×PORTER』。
オリジナルの『PORTER SATCHEL BAG』とデザインも異なり、留め具はマグネットではなくプラスチックのバックルになっているため、リュック感が強い印象です。
本体は強度に優れたナイロン生地、かぶせ部分はウレタンコーティングを施し、堅牢性に優れた天然の牛革素材を使用しています。
お値段は、『PORTER SATCHEL BAG』よりも少し安めの84,700円(税込)。
カラーは、ブラック、ネイビー、ブラウンの3色です。
別売りで、レインカバーも販売されています。
『Re-Style Kids×PORTER』は、三越伊勢丹新宿店と三越伊勢丹のオンラインショップのみでの販売となっています。
素材:牛革/ナイロン
サイズ:(外寸)約マチ19㎝×幅27㎝×深さ37㎝、(内寸)約幅24cm
重量:1,450g前後
チェストストラップ/リフレクター/防犯ブザーホルダー/A4フラットファイル対応
価格:84,700円(税込)
【受注期間】
オンラインストア:2023年3月22日(水)午前10時 ~ 10月31日(火)午前10時
店頭:2023年5月3日(水)〜 10月31日(火)
まとめ
ランドセルとしての重さや高級感は気になるものの、店舗で『PORTER SATCHEL BAG』を見かけたときは、やっぱりそのカッコよさに惹かれました。
PORTERが好きでとか、親子でPORTERのカバンをお揃いで持ちたいとか、吉田カバンのブランドにこだわりがある方はぜひチェックしてみてください。
吉田カバンの『PORTER SATCHEL BAG』はこちらのページから購入できます。
PORTERのSATCHEL BAG(サッチェルバッグ) SATCHEL BAG 2024(381-26100 - バッ…