入園・入学準備の「名前つけ」の便利グッズ、かわいいくお洒落にするならコレ1台で!

3月といえば卒業シーズン真っただ中。

4月に入園・入学を控えたお子さんがいらっしゃるお宅では、待ちに待った嬉しい春ですね。

ですが、悩ましい問題がひとつ。

それは「名前付け」という煩わしい作業が控えているのです。

身の回りの持ち物すべてに名前を書かなくてはいけない手間と時間といったら、憂鬱になりますよね。

保育園なら、お昼寝セットに着替えの洋服、紙おむつ、小学校にあがれば、うわばきに、筆記用具、算数セットのおはじきやら細い棒やら足し算カードも1枚1枚すべてに記名を言い渡されるので、家族総出の大作業となることも。

持ち物は、素材も用途も大きさも全てバラバラ‥‥

なので、名前付けグッズも一種類だけではなく目的に合わせて使うのがおすすめです。

どんな風に使い分けすれば良いのか、参考例とともにおススメの便利グッズをご紹介します。

らぼ子
いちばん最後に、コレ1つあれば!という便利グッズを紹介しますよ

【0~1歳】保育園の入園準備なら名前スタンプが便利

我が家では、保育園の入園時は『お名前スタンプセット』を使っていました。

セット内容によって1,000円~4,000円ほどで購入できます。

■お名前スタンプセット

お名前スタンプのメリット

「お名前スタンプ」は、ポンポン押すだけでキレイな字で記名ができる優れもの!

お洗濯にも強い油性ペンと同じ顔料系のインクが使用されているので、おむつやマスクなどの紙製品はもちろん、洋服などの衣類に押しても大丈夫です。

縦、横、大小さまざまなゴム印とスタンプ台がセットになっていて、ネットなどで購入できます。

名前は注文時に入力します。

ゴム印は、文字のフォントが選べたり、ひらがな・漢字・ローマ字の混合セットのものや、ひらがなのみの対応だったり、漢字とひらがなのセットだったりと各種メーカーによって異なりますので注文時に確認してください。

セット内容も9~15点と幅広いので、内容をよく比較して購入したほうが良いです。

ちなみに私は、スタンプ台のインクのカラーにこだわって選びました。

黒インクだけだと、黒い色の服やパンツには押せないので、白や青といったカラーバリエーションがあると重宝します。

また、インクを補充すれば半永久的に使えるので経済的です。

お名前スタンプのデメリット

ただ、、、、

スタンプは、紙や布製品にはいいのですが、弁当箱や水筒などのプラスチック製品、ビニールではすぐにインクが消えてしまいます。

また、靴のかかとなどカーブのかかるものには押しづらかったり、大小さまざまなゴム印があっても微妙に大きさが合わないなんてことも。

あと、きょうだいが多いご家庭では、子どもの数分が必要になってしまいます。

きょうだいがいる場合は、2人分のスタンプセットで買うとお得です。

名前シールやラベルシールを併用

一度に大量に記名しなければいけないものには、スタンプは便利でした。

しかし、スタンプには不向きな素材もあるので、我が家では『お名前シール』も常備していました。

セット内容によって800円~1200円ほどで購入できます。

■お名前シール

こちらもネットなどで注文すると、子どもの名前が印字されたシールを購入することができます。

しかし、すでにお名前スタンプを持っているのであれば、100均や事務用品店などでも200~300円程度で購入できるラベルシール』を購入して、スタンプを押すのも良いでしょう。

ご自宅にプリンターがあれば、A-oneシリーズのラベルシールも便利です。

入力する文字はスマホで制作できるものもあるので、手書きする必要はありません。

名前シールのメリット

名前シールは、最近では100均などでも見た目の可愛い名前シールがたくさん出ていますよね。

子どもが好きそうなイラストがついていたり、カラフルなシールもあるので、文字の読めないお子さんでも自分の持ち物と認識しやすく、愛着をもって使うことができますね。

シールなので、子どもに貼らせるのもいいと思います。

また、湾曲したものにも使える点や、スタンプのインクのように素材の色を選ばなくていいのも、シールの良さといえます。

名前シールのデメリット

簡単に貼るだけの便利なシールですが、洋服など布製品には使えません。

表面が凸凹しているところなど貼る素材によっては、はがれやすいものもありますし、おむつなど使い捨てのものに使うのはもったいないですね。

プラスチックや文房具には耐水シール

お弁当グッズ、歯ブラシ・コップセット、絵の具セットなどは、水に濡れたり洗ったりするものは、耐水性タイプのお名前シールを貼りましょう。

耐水性シールのメリット

スタンプでも名前付けできますが、スタンプはこすれに弱いので、何度も水洗いするお弁当グッズや歯ブラシセットには向きません。

私は最初、油性ペンで手書きしたり、スタンプを押した上からセロハンテープを貼っていましたが、それだと使っていくうちにテープの周りだけ汚れが目立ってきてしまうのです。

耐水性のシールなら、剥がれにくく丈夫で、今のところ何度洗っても取れていません。

最近は、耐水だけでなく、耐熱、電子レンジでもOKのシールもあるので弁当箱を食洗器に入れても大丈夫そうです。

耐水性シールのデメリット

ただ、やはり耐水性シールも、洋服などの布製品には使えません。

布製品にはアイロンシール

洋服などの布製品には、『アイロンシール』『フロッキーネーム』があると便利です。

1000円前後で購入することができます。

アイロンシールのメリット

『アイロンシール』『フロッキーネーム』は、名前を付けたい部分にシートを置いて、上からアイロンを20秒ほど当てるだけで洋服やハンカチなどの布製品にも名前をつけることができます。

アイロンシールのデメリット

アイロンシールは、他のシールが貼れない布製品に使えるという強みがある一方、布以外の製品に使えないのが、最大の難点です。

あと、アイロン台出して、アイロン温めて、貼る・・・っていうのが面倒。

また、小さい子どもが活発に動き回る日中にアイロン作業をするのは危険です。

小学校の算数セットには専用シールを注文すべし

小学校にあがると、算数セットすべての道具に名前を書くという、親が通る苦行が待ち構えています。

学校の指定する販売元によるかもしれませんが、算数セットは、購入時に「名前シールを希望するか、希望しかないか」のチェック項目がついています。

希望する場合はプラス100~200円ほどの追加料が取られますが、ここは迷わず希望しましょう!!

算数セットの中身は、幅1cmもないようなほっそーーい棒やら、おはじきやら、やたらちっちゃくて、名前スタンプセットに入っているたぶん算数セット向けと思われる極小サイズのゴム印なんか使いものにならないじゃないか!というようなサイズなのです。

しかも、これ全部ひとつひとつ手書きしてたら腱鞘炎になるよ!!ってくらいの量です。

算数セットの販売元の業者が100円ほどで付けてくださるお名前シールなら、ほっそい棒やおはじきのサイズにも、それぞれにジャストフィットな専用のシールが入ってくれているのです。


シールが届いたら、貼るだけです。

その貼るだけの作業であっても、細かすぎるのと数が多いので大変でした。

大変ながらも「これ手書きしてたら死んでたわぁ」と思うと、しみじみとシールがあることに感謝できます(笑)

1家に1台おすすめラベルライター

子どもの成長とともに、私もいろんな名前つけグッズを使い分けてきました。

しかし、現在、『ラベルライター』を購入してからは、スタンプを使ったり、シールを買いに事務用品店に走ったりということは全くする必要がなくなりました。

超便利!そして超おしゃれ!

brother ラベルライター P-TOUCH CUBE

ラベルライターとは、その名の通り入力した文字がラベルになる機器です。

オフィスでよく見るテプラといったらわかりやすいでしょうか。

オフィス用品だけでなく、子供の持ち物などにも便利に使えます。

私が使っているbrother ラベルライター P-TOUCH CUBEは、テプラのように文字打ちするキーボード部分がないので、本体がシンプルでかわいく、部屋にインテリアとして置いていてもおしゃれ。

スマホ対応で、専用アプリで文字を入力して、Bluetoothを使いラベルライターに送ると、簡単におしゃれな名前シールが完成します。

ラベルライターのメリット

スタンプやシールは、きょうだいが多いとそれぞれの名前分の発注をかけなければいけませんが、これならスマホで名前を入力するだけでオリジナルシールが作れるので、これ1台で何人分もの名前シールを作ることができます。

しかも、テープカセットは、幅(太さ)やカラーバリエーション、シール素材も豊富で、マスキングテープからファブリックテープ、キャラクターテープもそろっているので、貼る素材、素材の色や大きさに合わせてテープカセットを交換すれば、防水シールも、アイロンシールも自分で作ることができちゃいます。

また、シールではないリボンタイプのカセットもあるので、誕生日やクリスマスやハロウィンパーティのギフトラッピングを作ることもできます。

子どもの名前つけだけでなく、ホワイトボードに貼ってチェックリストやタスクボードを作ったり、宿題やテストをファイリングをする際のラベリングなど用途が広がります。

ラベルライターのデメリット

1台で防水シールも、アイロンシールも、リボンもと、何役もこなしてくれる便利なラベルライターですが、値段は高いです。

P-TOUCH CUBEは3種類
12mm幅まで印刷できる「PT−P300BT」 通常価格(税込)6,600
24mm幅まで印刷できる「PT−P710BT」 通常価格(税込)13,750
36mm幅まで印刷できる「PT−P910BT」 通常価格(税込)30,800

本体に加えて、テープカセットが必要で、そのテープが種類によって1個770円~1320円かかります。

まとめ

新入園、新入学時期のお名前つけは、手書きだと途方にくれますが、それぞれの素材に適した便利グッズを使い分けて乗り切りましょう。

貼れる素材 スタンプ 防水シール アイロンシール ラベルライター
プラスチック製品
ビニール製品
紙製品
布製品
※ただし黒地や濃い色の布は移りが悪いことも
 

 


※布テープカートリッジ使用の場合
木製品

今回は、私個人的なイチ押しの名前つけグッズをご紹介しました。

最近は、100均でもカワイイシールが豊富にありますし、お子さんと選びながら楽しく名前つけの作業ができるといいですね。

新学期に買い替えるか迷いがちなクレヨンのお手入れ方法をご紹介している記事も合わせてご覧ください。

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