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【ラン活】どっちを買う?「天使のはね」VS「フィットちゃん」

子どもたちが毎日使うランドセル。

背負いやすさや軽さなど適切に選ぶ重要があって、迷いますよね。

我が家の長男は「フィットちゃん」、次男はセイバンの「天使のはね」を選びました。

(次男はのちに布製ランドセルに買い替えましたが)

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そこで今回は、ランドセル業界大手の「天使のはね」と「フィットちゃん」それぞれの特徴を徹底比較してみたいと思います。

メーカーの特徴

🎒「天使のはね」

CMでおなじみの「天使のはね」を展開するセイバンは、創業100年以上の老舗ランドセルメーカーです。

海外の大規模工場で大量生産、低コストにシフトする会社も多いなか、セイバンは国内工場生産にこだわって、⽣地の裁断から縫製、仕上げの細部に至るまでを職⼈たちの⼿仕事で行っています。

そのため、6年間無料修理保証のアフターサービスもバッチリ。

「天使のはね」は、子どもに負担をかけない背負い心地をとことん追求しており、軽量で通気性がよいという特徴があります。

また、デザイン性が高く、カラーのバリエーションが豊富です。

人気のモデルには、ラブピやワンパ、モデルロイヤル、コンバースなどがあります。

セイバン公式サイト

🎒フィットちゃん

一方、「フィットちゃん」は、低価格帯の中では高い品質を持ち、シンプルで実用的なデザインが特徴です。

1946年(昭和21年)創業のフィットちゃんは、株式会社ハシモトが製造元。

軽量で背負いやすく、防水機能があり、また雨の日や暗い道でも100m先から光る安心・安全の「安ピカッ®」機能をつけたランドセルを展開しています。

デザイン性にはやや欠けるので、子供の好みに合わない場合がありますが、強度や耐久性に優れたランドセルを生産しています。

フィットちゃん公式サイト

機能性

🎒背当て

フィットちゃんと天使のはね比較

フィットちゃんの背当ては、厚みはそこまでないですが、背当ての凹凸は空気が流れるように設計されています。

そのため、汗によるムレを防ぎ、背中の温度上昇を防ぐことができます。

一方、天使のはねの背当ては、低反発素材と高反発素材の異なる2つの素材を2層構造した背中Wクッションになっています。

厚みがあり、やさしく密着するので、背中を前に押して自然と背筋を伸ばしてくれます。

フィットちゃんと天使のはね比較

2つと比べてみると、天使のはねのクッションの厚みの差はこのくらい。

どの背当てが心地いいと感じるかは、お子さんの体格にもよるかと思います。

ランドセル選びの際は、お子さんと背負い心地を確認してから購入することをおすすめします。

🎒背カン

フィットちゃんと天使のはね比較

フィットちゃんは、背カンが左右別々に動きます。

そうすることで、ランドセルを背負うときも下ろすときもスムーズになり、体が大きくなっても背負いやすさがかわりません。

ディーゼルのランドセルはフィットちゃんの背カンを採用しています。

天使のはねは、代名詞となっているはねの形の樹脂パーツ「天使のはね」を内蔵しています。

左右に連動して動くため、肩ベルトのズレやグラつきを抑えてくれます。

プーマなは天使のはねを採用しています。

🎒肩ベルト

フィットちゃんと天使のはね比較

フィットちゃんの肩ベルトは、ゆるやかなカーブでつくられています。

からだが大きくなっても背負いやすいように肩ベルトの幅を3mm広く、長さを3cm長くして最大8段階で調節できます。

また、肩ベルトを25°立ち上げることで背中の接触面積を10%アップさせています。

これにより、からだへの密着度があがって肩への負担が約50%に軽減されるといいます。

天使のはねは、肩ベルトを3D化

内径を長く、外径を短くした“わん曲形状”で、肩からわき腹に沿って立体的に密着させます。

肩ベルトが一定の角度で立ちあがってリフトアップされるので、肩への負担が20%軽減されるそうです。

フィットちゃんと天使のはね比較

2つを並べてみると、天使のはねの肩ベルトは湾曲になっているのがよくわかります。

肩ベルトのクッション材の厚みを2倍

また、フィットちゃんには、肩ベルトのクッションの厚みを2倍にアップさせた特殊構造の「楽ッション」(特許登録済み)を採用しているものもあります。

うちの長男のランドセルの肩ベルトは、「楽ッション」モデルではありませんでしたが、「楽ッション」に取り変えられるサービスもありました。

フィットちゃん「楽ッション」交換サービス

お値段

フィットちゃん 天使のはね
価格帯 相場は5~7万円前後 相場5~7万円前後
牛革やコードバンは8~9万円程
素材 クラリーノのみ ・クラリーノ
・セイバンオリジナルの人工皮革
・コードバン(馬の革)
・牛革

フィットちゃんも、天使のはねも、相場は同じく5~7万円前後です。

ただし、コードバンや牛革などの天然皮革を取り扱っている天使のはねには、8~9万円代のモデルもあります。

素材にこだわるか、値段を抑えるかは、各ご家庭で検討する必要があります。

まとめ

両社とも子どものからだへの負担を軽減できる工夫がされていて、価格帯も10万円以内で収まります。

違いとしては、フィットちゃんの背カンは左右別々に動くけど、天使のはねは左右が同時に動くこと。

また、フィットちゃんの背当ては、ムレにくい仕様になっていて、天使のはねは背中にフィットするクッションの厚みが特徴的でした。

どちらがいいかは、子どもの好みや体型、荷物の量によっても異なってくるかと思います。

お子さんと一緒に触って、軽さや容量を確認して、実際に背負ってみることをお勧めします。

各メーカーの人気モデルはこちらの記事でまとめていますので合わせて読んでみてください。

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