programming

【習い事】子ども向けプログラミング教室の種類と選び方

小学生向けのプログラミング教室には、使用する教材やカリキュラムなど教室によっていくつかの種類があります。

オンラインの教室も増えて選択肢が多岐にわたっているので、選ぶのにさらに時間がかかりますよね。

今回は、教室の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。

教室の種類

programming

1. ロボット教材を併用する教室

ロボット教材を使う教室は、ものづくりとプログラミングを同時に学べます。

ロボットの組み立てにより手先の器用さを養い、プログラミングで現実世界の結果を目に見えやすく理解できます。

教材にレゴ、アーテックロボ、mBot(エムボット)などを使用しているところが多いです。

・幼児~低学年
・積み木やレゴなど、手先を動かして何かを作ることが好きな子。

レゴプログラミング

LEGO社が開発したレゴプログラミングは、ブロックを組み立てるだけでなく、専用のアプリでプログラミングを組むことによって作ったロボットを動かすことができます。

 

アーテックロボ

アーテックロボは、日本のメーカーが開発した教材です。

レゴと同様にブロック素材のパーツを自由に組み立てて、様々な姿のロボットを作成できます。

ブロックがレゴよりも固いですが、モーターやセンサーなども充実しています。



mBot(エムボット)

mBot(エムボット)はモーターのついた車輪と各種センサーや通信装置がついた電子基板がベースとなっているロボットです。

レゴやアーテックロボのように、様々な形のロボットができるわけではなく、車のような形と決まっています。

自動走行させたり、物体を検知して衝突を回避させるようにプログラミングを組み立てることができます。

2. ゲームを活用する教室

ゲームを通じてプログラミングを学ぶ教室もあります。

ゲームでプログラミングを教える教室にも、さらにパターンがあります。

①マイクラなど人気ゲームを使ってプログラミングを学べる教室

②自作のゲームを作成しながらプログラミングを学べる教室

使用する教材は、スクラッチ(ビジュアルプログラミング)や教育版マインクラフト(マイクラ)が代表的です。

・小学校低学年~中学生
・ゲームが好きな子



3. パソコンの使い方・タイピングを学ぶ教室

せっかくプログラミングを習うなら、タブレットで操作するよりパソコンを使いこなせるようになりたいですよね。

パソコン教室なら、マウスの使い方からタイピング、Officeソフトの使い方、プログラミング、プレゼンテーション、情報モラル、情報セキュリティーの知識までが学べる教室があります。

低学年向けのコースには、タイピングやマウス操作のカリキュラムが含まれていることが多いです。

・小学校低学年~中学生
・パソコンの使い方やタイピングを学びたい子。

教室選びのポイント

programming-education

1. 通いやすいか

継続して学習するためには、教室の近さや通いやすさが大切です。

プログラミング教室は大都市圏に集中していることが多いため、住んでいる地域によっては遠くまで通学させなければならないこともあります。

最近だと、オンラインで受講できる教室も増えています。

家に端末やインターネット環境があればオンライン型の教室も選択肢として検討することもできますよ。

2. 月額料金

プログラミング教室の月謝の平均は、約1万円〜2万円ほどです。

パソコン、タブロイド端末、ゲームソフト、ロボットキットの購入費や入会金なども別途発生することがあります。

初期経費が他の習い事より少し高めにかかる印象なので、料金は必ずチェックしましょう!

3. 口コミ評判

実際の体験談や評判を確認して、信頼性をチェックしましょう。

ただし、先生と子どもの相性などもあります。

実際、我が家も体験の際の先生の指導方法を見ていて、ここの教室は辞めようと思ったところがありました。

子どもは体験したら「面白い」「やりたい」と言いますが、子どもが内容についていけているか、年齢にあった指導をしてくれているかは別だったりします。

ネット上の口コミは参考程度にとどめ、実際に足を運んで雰囲気を体験し確かめることも大切です。

4. 学習内容や教材が子どもに合っているか



教室ごとの学習内容を確認し、子どもの興味や適性に合ったものを選びましょう。

小学校入学前から入れる教室もありますが、テキストに沿って進めていくので文字(ひらがな)が読めなければいけません。

ロボット系の教室だと、作る前に原理の解説など先生が難しい話をする教室もあります。

我が家も下の子は、1度体験に行ったのですが、当時はパソコンのマウス操作もままならない状態だったので入会を1年見送りました。

キッドが使いやすいか、学習内容が子どもにあっているか、体験の際に必ずチェックしてみてください。

5. 発表やコンテストなどの有無

楽しさを重視するため、子ども向けのプログラミング教室は遊び感覚で学べるツールを導入していることが理想的です。

多くの教室では、自分で作った作品を発表する場を設けて達成感を与えているところが多いです。

これらのポイントを考慮しながら、お子さんに合ったプログラミング教室を選んでくださいね!


関連記事

皆さんは、STEAM教育という言葉を聞いたことがありますか? STEAM教育は、アメリカで始まった子供たちの創造力や問題解決能力を育むための画期的な教育法です。 今後10~20年で、約47%の仕事が自動化されて仕事がなくなるとい[…]

STEAMeducation
programming
最新情報をチェックしよう!