子どもが歯磨きを嫌がって泣く、仕上げ磨きもなかなかさせてくれない・・・
お子さんの「歯磨き問題」に悩んでいるお母さんは多いと思います。
乳歯は生え変わるとはいえ、乳歯のうちから歯磨き習慣を身につけさせたいですし、一度、虫歯になってしまうと歯医者さんへ行くのも嫌がり、まさに負のループ…
そこで今回は、子どもが歯磨きを嫌がる理由を知って、歯磨きをやる気にさせるコツをご紹介します。
イヤイヤ期のお子さんに効果的な魔法の言葉かけも合わせてお読みください。
2~3歳の子どもは、自我の芽生えの時期といわれ、「何でもイヤイヤ言う」、「何でも自分でやりたい」など要求がはっきりしてきます。 自己主張ができるようになるということは、成長の証でもあるのですが。 それに付き合う親のほうは、イライ[…]
1.歯磨きを嫌がるのには理由がある
子どもが歯磨きを嫌がるのには、理由があります。
最初は喜んで歯を磨いていたのに、突然嫌がるようになってしまった、という場合もあるでしょう。
おそらく、歯磨きを「イヤっ!」と感じるような、なにか“きっかけ”があったはず。
おかあさんが、歯磨きを嫌がるお子さんに「歯磨きしないとオニが来るよ!」と脅すような声かけをしていたり、泣いていても無理やり押さえつけてでも歯磨きをさせてしまったりしていないでしょうか?
「虫歯にさせないために」と、親として毎日がんばって、良かれと思って言っていたこと、やったことが、かえって“歯磨き⇒怖い・イヤなもの”というマイナスの気持ちを芽生えさせてしまっているとしたら、残念なことですよね。
お子さんが、リラックスしているときに、「どうして歯磨きがイヤなのか、何が嫌いなのか」聞いてみると良いかもしれません。
子どもが歯磨きを嫌がる理由として多いものを、下記にあげてみたいと思いますので、参考にしてみて下さい。
子どもが歯磨きを“嫌がる”理由
歯磨きを嫌がる理由は、子どもによっても違うと思いますが、
代表的な理由を一部、ご紹介します。
◆歯ブラシの感覚が気持ち悪くてイヤ!
私も小さい頃は、歯ブラシの感覚が大嫌いでした。
歯ブラシを「シュッ、シュッ」とするたびに背筋がゾクゾクとしていたのを覚えています。
子どもにとって、得体のしれない歯ブラシを、口の中に入れられて、歯や歯茎にあてられる感覚が気持ち悪かったり、固いものが口に入ることに拒否感を覚えたりします。
このような場合は、まず歯ブラシに慣れることからスタートしましょう♪
ガシガシと噛んでも大丈夫な赤ちゃん用の歯ブラシを選び、いきなり磨こうとはせず歯ブラシを口に当てたり、離したりします。
遊びながら、「歯ブラシとお友達になろうね」など優しい声かけをしてください。
また、ごっこ遊びの延長で、お子様に歯ブラシをもたせて、“お母さんの役”をさせます。
ぬいぐるみや人形を赤ちゃんや子どもに見立てて、子ども自身に歯磨きをさせるのも効果的です。
◆口をずっとあけてるのがイヤ!
歯磨きのためにずっと口をあけていると、大人でも唾がたまってきたり、あごが疲れてきます。
大人なら吐き出すことができますし、あごを開ける大きさを調整できます。
しかし、小さい子どもはまだそれが上手にできないため、唾がたまって苦しくなっている場合があります。
また、仕上げ磨きをするおかあさんに「もっとお口大きくあけて!みえないでしょ」なんて言われて、長時間めいっぱい大きく口をあけさせているかもしれませんね。
そんなときは、唾がたまるタイミングをみて一度、吐き出させたり、口をあける時間が長時間にならないようにカウントをとってください。
3つ数えるまで口をあけててね!
いーち、にぃーーー、さーーーーーーん
2.子供が喜ぶ歯ブラシ・歯磨き粉選び
歯ブラシ選び
歯ブラシが痛い!お母さんの磨き方が強くて痛い!
その結果、歯磨き嫌いになる子もいます。
おしゃぶりしてもいいような歯ブラシや、毛先が柔らかい歯ブラシなど、子どもの成長段階や用途に応じて選んであげることが大事です。
子どもが好きなキャラクターが描かれている歯ブラシを選ぶのもいいですね!
虫歯菌をやっつけてくれるからね。
歯磨き粉選び
歯磨き粉の味が苦手というお子さんもいます。
歯磨き粉選びを工夫することで、お子さんの歯磨き嫌いを克服できる可能性があります。
うちの長男もそうでした。
定番のイチゴ味に始まって、グレープ味、アップル味など何種類も味を変えて試してもダメ…
味というより「スース―して辛いのがイヤ」と感じていることが分かり、
しばらくは、水だけつけて磨いたり、スプレータイプのフッ素コートを歯ブラシにつけて磨いたりしていましたが、
結局、虫歯になっている歯が3本も見つかって、だいぶ落ち込みました。
そんな試行錯誤の中、“粉末タイプの歯磨き粉”をネットで見つけて試してみると、
「これなら歯磨き、大丈夫」と言ってくれました!
甘いイチゴ味で、スース―としたミント感が全くなく、すすぎ不要というのが
長男には合っていたようで、我が家は、以来ずっと「ブリアン」というパウダータイプの歯磨き予防歯磨き粉を愛用しています。
正直、歯磨きの習慣化が目的で、虫歯予防の効果はそんなに期待していなかったのですが、
1歳のころから使用している次男は、虫歯ゼロをずっとキープしていて、
今では、ブリス菌の虫歯予防効果を実感しています♪
ブリアンの公式はサイトはこちら
日本初!虫歯菌除去用成分『BLIS M18』配合
子供用歯磨き粉【ブリアン】
3.絵本や動画の活用
歯磨き動画を活用
スマホやタブレットなどで見ることができる歯磨きの動画を活用してみてください!
楽しく、耳に残る音楽と、かわいい絵を見たりすることで、歯磨きの時間を楽しく演出することができます。
動画を見ている間は「一緒に歯磨きしようね」というルールづくりをすることで、歯磨きが習慣化しますよ。
歯磨き絵本を活用
絵本の中にも、歯磨きがテーマになっているものは多くあります。
普段から歯磨きを身近に感じさせ、歯磨きをしないとどうなってしまうか、絵本を使ってやさしく伝えることができます。
おススメの歯磨き絵本を紹介しておきますね。
作・くぼまちこ
絵本を読み聞かせした後に、お手持ちの歯ブラシを列車に見立てて走らせると、
お子さんも絵本につられて、自然に大きく口を開けてくれますよ♪
歯磨きアプリを活用
スマホの普及により、ゲームをしながら楽しく歯磨きトレーニングができるアプリもリリースされています。
はみがきが楽しくなる!新感覚はみがきRPG…
お子さんが勇者になって、歯を磨けば磨くほど、敵をやっつけることができるのです!
勇者に変身でき、ゲーム感覚で遊びながら歯磨きトレーニングができるので、
男の子をお持ちの方には、アプリのダウンロードをオススメします♪
できたらほめてあげる!
小さなことでも「できたことをほめる」ように、意識して声かけを行って下さい。
口をしっかりあけていられたら、「磨きやすいね~」とか、上手に口をすすげただけでも「スッキリして気持ちいいね!」とか「口臭いい匂いになったね」など、歯磨きの工程ごとに、“いいところ探し”をしてあげましょう。
ほめられると、明日も頑張ろう!という気分になりますし、モチベーションアップにつながります。
子どもはみんな、「お母さんにほめられたい」という気持ちで行動するので、もっと一生懸命に歯磨きをすることが期待できますよ。
5.まとめ
子どもの歯磨き嫌いを、「どうせ乳歯だし、あとから永久歯に生え変わるし、少しくらい大丈夫」と、放置している親御さんもいます。
しかし、小さいうちから歯磨きトレーニングをし、お子さんに自ら「歯磨きしよう!」という気持ちになるような環境を整えるのが大事です。
ぜひ、お子さんが歯磨きを好きになれるよう、親もお子さんと共にリラックスして、楽しく歯みがきできるといいですね。
イヤイヤ期のお子さんに効果的な言葉かけも合わせてお読みください。
2~3歳の子どもは、自我の芽生えの時期といわれ、「何でもイヤイヤ言う」、「何でも自分でやりたい」など要求がはっきりしてきます。 自己主張ができるようになるということは、成長の証でもあるのですが。 それに付き合う親のほうは、イライ[…]